歯科医院で定期健診の患者数を増やすためのルール | 歯科 増患.com公式ブログ

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歯科医院で定期健診の患者数を増やすためのルール

(2016年4月29日 4:27 AM更新)

歯科医院の過剰問題を先取り?

 

松田歯科医院が開業している新潟市は、

地方都市にも関わらず歯学部が2つもあります。

 

これは、世界的にも珍しいケースだそうです。

 

大学を卒業した学生が母校の近くで開業するのは

珍しくありませんが、県外の実家が歯科医院でも

新潟市で開業する先生方も目立ちます。

 

(一説には、新潟の女性が地元から離れたがらない

ためだとも言われています)

 

そのため、全国に先駆けて新潟市歯科医師会では

1990年代から歯科医院の過剰問題と

その解決策を検討してきました。

 

しかし、開業規制を行うことは

独占禁止法により禁止されています。

 

結果として、新潟市歯科医師会のホームページ等に

歯科診療所の過密状況を告知する以外は

具体的な対応策が見つかっていません。

 

そんな訳で、週刊誌で歯科医院の経営不振が特集される

時代になった後も新規開業は毎年続いています。

 

松田歯科医院が新潟市で開業したのは、

ちょうど歯科医院過剰が問題視され始めた時期でした。

 

開業直後の5,6年間は順調に患者数は増え続けていましたが、

周辺での新規開業の増加と年中無休の大型医療法人の進出により

レセプト枚数は10年ほどで1/3まで減少してしまったのです。

 

歯科医院を継続できる最小限の患者数まで落ち込んだ際に

メンテナンスの重要性を確実にお伝えすることを最重視する

予防型歯科医院に転換する決心をしました。

 

その結果、レセプト枚数は開業以来最多の水準まで回復したのです。

 

開業から20年以上経って、近隣の大型医療法人は相変わらず盛況で

新規開業も続いており、新患を増やすことは難しくなるばかりです。

 

しかし、メンテナンスのために継続通院される患者数は増え続け、

予約は1ヶ月以上お待ちいただく状態です。

 

このように、周囲の歯科医院と新患を取り合う必要がなく、

予防のために通院し続けていただくことで患者数は増え続け

松田歯科医院の運営は安定しました。

 

 

『 松田歯科医院が定期健診の患者数を増やすために重視している3つの鉄則』

  1. メンテナンスが必要な患者さん「全員」にリコールの間隔は3ヶ月以内と伝える
  2. 患者さんにご自身の病状を正確に把握してもらうために「ストレス」の影響をできる限り排除する
  3. 患者さんに受け身ではなく「自主的」に健康を管理してもらう

 

患者さん自らメンテナンスを希望してもらう

 

増患セミナーや増患コンサルの際に驚かされることがあります。

 

それは、リスクを抱える患者さんに対して

定期健診の必要性を十分に伝えず治療を終了してしまう

先生が意外と多いという事実。

 

口腔内にリスクを抱えている患者さんに

疾病の状況とその進行を食い止める方法をご理解いただくのは、

歯科医療従事者の義務であるはずです。

 

なぜ、リスクの高い患者さんにメンテナンスの必要があると

説明しない先生が多いのでしょうか?

 

「痛いところ以外は治療しないでくれ」という患者さんに

定期健診の話をするとうるさがられて嫌われてしまうから、

という理由が最も多いようです。

 

私はさらに驚いて、こんな風に質問します。

 

「嫌われるとしたらお互いに縁がなかったのだと覚悟を決めて、

患者さんにとって必要なことを説明するのが

歯科医療従事者の義務ではないでしょうか?」

 

そうすると、参加されている先生からのお答えは

 

「わたしの開業している地域では歯科医院が過剰なので、

患者さんの機嫌を損ねて悪い評判が立っては

経営に困ります」とのこと。

 

歯科医院の過剰問題が全国よりも10年早く問題になった新潟市。

 

そのような開業地でも、定期健診を最重視することで

患者数を再び増やした事例をお話しました。

 

なのに、経営のために定期健診の必要性を患者さんに伝えない

というご意見をいただくとは、、、

 

私の説明力が足りないのを思い知らされます。

 

それはさておき、定期健診の患者数を増やすために

松田歯科医院が最初に取り組んだ項目について

お伝えしていきます。

 

  1. メンテナンスが必要な患者さん「全員」に
    リコールの間隔は3ヶ月以内と伝える

 

お口の中にリスクを抱える患者さんに

定期健診をお勧めした際に定番のお返事があります。

 

「わたしは今まで歯は丈夫な方で痛くなったこともないから、

これからも悪くなるはずなんてありませんよ」

 

このように断られるのは珍しくないですよね?

 

ここで、検査値やレントゲンの所見等を繰り返し説明するのが

大切なのは間違いありません。

 

しかし、患者さんに納得していただくのは難しい場合が多いですね。

 

年代別残存歯数

 

上の図は平成23年に厚生労働省が4.253名の対象者について行った

歯科疾患実態調査の結果から作成したグラフです。
(同調査の資料は厚労省のHPからダウンロードできます)

 

4,000名以上の被験者の口腔内を精査した大規模な調査ですので、

日本人の歯の状況を実態どおりに表していると考えて問題ありません。

 

40代前半と70代前半の残存歯数を比較すると、

40代は27.8本でほぼ欠損はありません。

 

しかし、70代では17.3本で10本以上の欠損が生じています。

 

歯科医院に勤務されている方ならば、

10本以上の歯が抜けてしまえば義歯を使わざるを得なくなるのは

容易に予想できますね。

 

義歯を精密に作成して満足度を高める努力と技術は尊いものです。

 

しかし、「入れ歯にだけはなりたくない!」

と切実に願う患者さんが多いことも事実です。

 

横並びを好み、人並みで満足するといわれる日本人。

 

しかし、「歯」に関しては平均値のままだと入れ歯を避けられない

という統計結果はお伝えすべきでしょう。

 

そして、定期的なメンテナンスを継続されることで

歯を失うリスクを減らせる事実は、かかりつけ歯科医が

確実にお伝えする責任があります。

 

先生だけでなく、日頃、患者さんと接するスタッフも

「歯が悪くなった時だけ来院する患者さんは

義歯になる割合が高いのでは?」と感じているはず。

 

歯科医院全体で根拠のある説明を繰り返していけば、

確実に定期健診に通われる方は増えていきます。

 

『 松田歯科医院が定期健診の患者数を増やすために重視している3つの鉄則』

  1. メンテナンスが必要な患者さん「全員」にリコールの間隔は3ヶ月以内と伝える
  2. 患者さんにご自身の病状を正確に把握してもらうために「ストレス」の影響をできる限り排除する
  3. 患者さんに受け身ではなく「自主的」に健康を管理してもらう




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