SPT(歯周病安定期治療)の2型が高すぎる? | 歯科 増患.com公式ブログ

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SPT(歯周病安定期治療)の2型が高すぎる?

(2021年6月20日 9:58 PM更新)

健康保険でメンテナンスを行えれば
患者さんに継続通院を勧めやすくなる。

 

このような歯科医師の願いは
SPT(歯周病安定期治療)の導入で
ある程度は叶えられましたね。

 

もちろん、保険診療なので
病的な状態であることが前提です。

 

そのため、4㎜以上のポケットを有する
患者さんが対象となっており
当初は3ヶ月以上の期間が必要でした。

 

ところが、2016年にSPTの種類が増えて
1型と2型に分かれたのです。

 

従来のSPTは1型となりました。

 

そして、新しいSPTの2型の内容は
かなりインパクトがあったのです。

 

算定期間は1ヶ月に短縮されて
点数が大幅にアップしましたが
新たな施設基準も設けられました。

 

先生もご存じの「か強診」ですね。

 

今回、「か強診」を取得して
SPT(Ⅱ)の算定を目指している
F先生からご相談をいただきました。

 

松田
「か強診の施設基準はかなり厳しいですが
F先生はクリアーできそうですか?」

 

F先生
「はい、訪問診療は以前から行っています。

 

他の機材や研修については大変ですが
か強診は取得できそうです。」

 

松田
「それは良かったです。

 

SPT(Ⅱ)以外にもメリットは多いので
か強診は取得しておかれた方が
よろしいかと思います。

 

では、施設基準の方が問題ないとしたら
ご相談はどのような内容でしょうか?」

 

F先生
「実は、スタッフから反対されまして。」

 

松田
「えっ、何をですか?

 

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所を
取得するのにスタッフが反対するのですか?」

 

F先生
「いえ、か強診そのものではなくて
SPT(Ⅱ)がSPT(Ⅰ)よりも点数が高いので
患者さんの負担が増えてしまうためです。

 

それでは、患者さんに申し訳ないし
定期検診の中断も心配していました。」

 

松田
「なるほど、わかりました。

 

患者さんの窓口負担が多くなるのが
気になる、というわけですね。

 

先生ご自身はご心配でないですか?」

 

F先生
「かなりの点数の差がありますので
気にならないわけではないですが、、、

 

残存歯が20歯以上の場合は
SPT(Ⅰ)が350点でSPT(Ⅱ)が830点
ですからね。

 

ただ、P検査や写真の点数も
SPT(Ⅱ)には含まれますよね?

 

なので、心配するほどの差ではない
とスタッフには説明したのですが
納得いかないようです。」

 

松田
「そうだったのですね。

 

逆に、SPT(Ⅱ)に移行することで
患者さんにメリットはありそうですか?」

 

F先生
「やはり、毎月来院できることですね。

 

歯周ポケットが深かったり
分岐部病変がある部位を
管理しやすくなるのは大きいです。

 

これもスタッフには伝えたのですが。」

 

松田
「そうですね、他にはありませんか?」

 

F先生
「うーん、それ以外ですか?

 

確かに、毎月のデブライドメントが
必要な患者さんは多くありません。

 

メリットを感じる場面が増えないと
窓口負担が重くなるデメリットが
目立つだけになりますね、、、」

 

松田
「点数が高くなること自体を
メリットにはできませんか?」

 

F先生
「・・・支払い金額が高くなるのに
喜ぶ患者さんがいらっしゃるとは
思えませんが。」

 

松田
「はい、今までのメンテナンスと
まったく同じなら嬉しくないですね。

 

なので、以前のF歯科医院よりも
明らかに良くなったと感じてもらえる
対応を考えてみましょう。

 

最大で480点も点数が上がりますので
様々な施策が実現できます。」

 

F先生
「あー、予防に使う機材に投資するとか。

 

確かに、超音波スケーラーは古いし
チップの種類を増やしてほしいと
スタッフから希望がありました。

 

PMTCのペーストを使い分けしたい
とも言っています。」

 

松田
「スタッフの方から要望が上がるのは
素晴らしいですね!

 

それなら、SPT(Ⅱ)に移行して
利益率を改善できれば
新しい機材の導入が容易になります。

 

スタッフの同意も得られそうですね。」

 

F先生
「そうですね。

 

思い切って、超音波スケーラーや
PMTCの機材を一新してみます。

 

他に、できることはないですか?」

 

松田
「SPTを続けている患者さんを
優遇する方法もありますね。

 

例えば、クレジットカードでの支払いや
予約時間どおりに施術を始める
などの対応が考えられます。」

 

F先生
「なるほど、カードは自費診療のみですが
SPTの支払いも認めるのですね。

 

利益率の高さをメリットにできます。

 

予約時間にお待たせしないのは
かなりハードルが高いです、、、」

 

松田
「予約の枠を、SPTと先生の治療で
完全に分けてください。

 

SPTはほぼ時間通りに進むはずなので、
予防の患者さんを先に診察させて下さい
と治療を待っている方にお願いします。

 

ほとんどの方に承諾してもらえますよ。」

 

F先生
「なるほど、、、

 

治療の方もできるだけ予約通りに
診療を進めるようにがんばります!

 

それでは、SPTの患者さんを優遇する
とスタッフに伝えれば
納得してもらえますかね?」

 

松田
「患者さんへの対策だけだと
難しいかもしれません。

 

どうして、SPT(Ⅱ)に抵抗があるのか?

 

スタッフの気持ちが分からないと
反対は続く可能性があります。」

 

F先生
「スタッフの考えはほぼ分かりませんよ。」

 

松田
「多分、この問題についてはスタッフに
共感していただけると思います。

 

もしも、先生が苦手な治療分野なのに
患者さんから自費治療でお願いされたら
どのように感じられますか?

 

多分、保険診療を勧められますよね。

 

術者が自信をもって施術できるのなら
診療費を上げるのに抵抗は少ないはずです。

 

歯科衛生士が委縮せず前向きに
メンテナンスに取り組めるような
サポートが大切になりますね。

 

ぜひ、研修や教材に投資して
レベルアップさせてあげましょう。」

 





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