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予防型歯科医院に起こりがちな問題

(2019年2月3日 9:39 PM更新)

予防型を達成した後の悩み

 

新潟市西区の松田歯科医院で

治療とメインテナンスを担当する

歯科医師の松田拓己です。

 

「えっ治療は終わったのに、まだ通うの?」
補綴が終わったので、メインテナンスが必要
ですよ、とお伝えすると、怪訝な表情で
患者さんは不満を訴えはじめます、、、
20年前に松田歯科医院を開業した当初は
う蝕が治れば通院は終わり、が常識でした。
口腔内にリスクが残っていることを理解
してもらって、定期健診を継続していただく
クリニックになるには十年以上要したのです。
現在では、リコール率を改善するのに必要な
期間は長くて半年、早いクリニックでは
1ヶ月で上昇するようになりました。
予防歯科が定着したクリニックでは
多くのメリットが得られるのは
言うまでもないでしょう。
ところが、リコール率が改善して
1ヶ月先まで予約が埋まるようになった
院長先生から相談をいただくことがあります。
しかも、皆さんに共通した傾向がみられます
ので、シェアいたします。

 

・メインテナンスの患者さんが増えるので
スタッフにアシストを頼みづらくなった
・患者数、売上は増えたがレセプト1枚辺り
の平均点が下がった
・メインテナンスの予約が1ヶ月後まで
埋まったら、院長の時間が余るようになった

 

このような、贅沢な悩みとも言える内容ですが
当事者にとっては深刻な問題。
これらの解決策を知っておいていただければ
安心して予防型の歯科医院を構築できます。
 

院長がヒマな歯科医院のメリット

 

予防型歯科医院になった後で
院長先生から相談を受ける

代表的な3つの問題をご紹介しました。

 

・メインテナンスの患者さんが増えるので
スタッフにアシストを頼みづらくなった
・患者数、売上は増えたがレセプト1枚辺り
の平均点が下がった
・メインテナンスの予約が1ヶ月後まで
埋まったら院長の時間が余るようになった

 

 

ここでは、院長先生の時間が余ってしまう問題
についてお話ししますね。
院長先生が暇と言っても、予防のために通院
される患者さんは増えていますから
医院自体は予約が埋まって忙しいわけです。
つまり、院長先生の手が空いていても
医院の売上は上がり続けますので
経営に関する心配はほとんどありません。
(以前、松田歯科医院が閉院を考えるくらい
患者数が減った頃は明日の予約を見るだけで
胃が痛くなりましたが、、、)
スタッフは忙しく働いているのに院長である
自分が手持ち無沙汰というのが落ち着かない、
というのが 共通したご意見です。
治療が主体の歯科医院ですと、歯科医だけが
忙しく働いてスタッフが 雑談をしている
と言う光景も珍しくないでしょう。
患者さんは予約通りに来院されているのに、
歯科医師である自分はやることがないので
さみしくなるというお話もありました。
このような気持ちになる原因は、
歯科医師として治療がしたい、あるいは
治療以外のことはやりたくない
という気持ちがあるためでしょう。
どうしても治療の予約枠が埋めたいという
先生には、 時間が長くかかる治療を増やす
ようにご提案しています。
義歯の難症例の治療には時間が必要ですが
予約枠に余裕があれば
積極的にアポイントを取れますね。
以前、ブログの記事でご紹介したダイレクト
ボンディングなどは填塞から研磨まで慎重に
行うと1時間以上かかります。
ロングスパンのブリッジやインプラントなど
は言うまでもないでしょう。
時間のかかる自費診療も余裕を持って行える
状況といえるわけです。
自費診療の件数は少ないので関係ないよ、
というご意見もあるかもしれません。
それなら、患者さんに自費診療のメリットが
しっかり伝わるようにわかりやすい
プレゼンテーションを準備しましょう。
今なら、院長先生には十分時間がある
のですから。
また、代診を確保すれば医院を休診に
しなくても先生は休みを取って
研修に出かけられます。
メンテナンスの枠は既に埋まっているので
売上の心配もありません。
代診の先生でもスムーズに診療が進む体勢
を作っておけば、何らかの理由で院長先生が
医院に出られなくなる状況でも、あわてずに
すみますね。
院長先生の時間に余裕ができたら、わたしが
最初にお勧めしたいのは、新規の患者さんを
集め続ける仕組みを作っていただくこと。
そこまで行けば、将来の不安はとても小さく
なりますので、目の前の患者さんに集中して
診療を行えるようになりますから。
 

診療1回あたりの目標は?

 

次は、こちらの相談をいただいた際の
解決策についてお話します。
・患者数、売上は増えたがレセプト1枚辺り
の平均点が下がった
レセプトの平均点を上げるためには
診療1回あたりの売上を増やす必要があります。
具体的には、1回あたりの診療の保険点数を
1000点に引き上げるのを目標にしてください。
この話をすると、「それは絶対無理」
とおっしゃる先生がほとんどです。
でも、レジン充填でしたら複雑窩洞を3歯
充填すれば、ほぼ1000点に達しますね。
先生の診療室の平均的な診療時間では、
一度に3本のレジン充填を行うのは
難しいかもしれません。
ここで、前回のお話を思い出してみて下さい。
予防型が定着した歯科医院では、
多くの場合、診療の予約枠が空きやすく
なります。
なので、患者さんごとの診療時間を
これまでよりも長めに取るのは
簡単なはず。
このように、診療時間に余裕を持って
考えていただくと、1回あたりの平均点数を
1000点に持っていくのは
無理な話ではなくなりますよね。
また、診療の時間を長くしなくても
保険点数をアップするには、管理料等を
積極的に算定する方法もあります。
歯科外来診療環境体制加算(外来環)は
算定されている先生も多いでしょう。
他にも、歯科治療時医療管理料 (医管)は
算定要件がかなり緩和されて
対象となる疾患も増えました 。
これらの加算・管理料は、処置内容を増やさずに
点数のアップが可能なので、
漏れのないように算定しましょう。
(算定には施設基準の届出が必要なのでご注意ください)

 

求人難の時代に備えるには?

 

メインテナンスの患者さんが増えた後で
院長先生から相談を受ける問題の解決策
をお伝えしています。
・メインテナンスの患者さんが増えたので
スタッフにアシストを頼みづらくなった
・患者数、売上は増えたがレセプト1枚辺り
の平均点が下がった
・メインテナンスの予約が1ヶ月後まで
埋まったら院長の時間が余るようになった
代表的な悩みの最後は、
・メインテナンスの患者さんが増えたので
スタッフにアシストを頼みづらくなった
スタッフにアシストを頼めなくなるのは
来院者数が増えて忙しくなったからなので
まさに贅沢な悩みです。
歯科衛生士は予防業務が増えますので、
術者として過ごす時間が長くなりますから
診療介助にはつけませんね。
売上を上げてくれる貴重な人材となって
いますので、院長先生としてもアシスト
してもらう気はおきなくなっています。
それでは歯科助手に頼めばいいのでは
と思われるかもしれません。
しかし、クリニック全体の患者数が
増えていますので、歯科助手は歯科助手で
仕事が増えているのです。
では新規に助手を採用すれば問題は解決?
多分、首をひねられる先生がほとんど
だと思います。
最近の求人難は厳しくなる一方ですから
歯科助手でもなかなか応募が来ない
という話は珍しくありません。
たとえ採用できたとしても
全くの未経験者しか応募がないという可能性
を覚悟しておく必要があります。
ここで考えていただきたいのは、
極力スタッフのマンパワーを使わずに、
診療を進める方法。
アシストの仕事で
最も時間を要するものは何でしょうか?
おそらく口腔内の水を吸引する
バキュームではないでしょうか。
臼歯部などは形成中に口腔外へ水が飛び散る
ことは少ないので、排唾管でも吸引の用事が
済むケースは多いものです。
ただ金属の排唾管は長さの調整が難しく
患者さんに痛みを訴えられる場合も多いので
敬遠されがち。
そこでおすすめするのが(株)センジョーの
ニューサライバー Z という商品です 。
金属の排唾管の先端にシリコンチップを装着
してありますので、長さの調節が容易で
粘膜に当たっても痛みはほとんどありません。
形成の際はもちろん、超音波スケーラーを
使用する際にも重宝しています。
またセメントの練和なども、オートミックス
の製品を使えば、未経験のスタッフでも
ほぼ問題なくアシストできるでしょう。
以前もお伝えした咬合印象法でしたら、
アシストの熟練はほとんど必要なく
安定した結果が得られます。
しかも、スタッフが印象採得から技工所に
注文を済ませるまでに要する時間は
ほんの数分。
 

少子化の流れが急に変わることはないので
今後人材採用が楽になるのは期待できません。
多少材料費や設備投資がかかっても
最小限の人数で診療を行える体制を構築しておく
のはとても大切だと考えています。

 





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