予防型歯科医院が成長する3大条件 | 歯科 増患.com公式ブログ

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予防型歯科医院が成長する3大条件

(2018年8月19日 9:12 AM更新)

予防型歯科医院をスムーズに運営するコツ

 

先生の歯科医院に通院されている患者さんを
治療とメインテナンスで分けると、どちらの人数が多いでしょうか?

 

予防型が定着してメインテナンスの患者数が半分以上になった院長先生から、
頻繁に頂く相談があります。
 
「歯科衛生士が予防業務に専念できるように
アシスタント業務を簡素化できませんか?」
 
メインテナンスで歯科衛生士が忙しくなるとアシスタントで拘束するのが難しい、
あるいは「勿体ない」と感じられるようになります。
 
だからと言って、歯科助手の人数を増やすのはコスト面や求人難で
おいそれとは行きません。
 
わたしも経験した悩みなのでよく理解できます。
 
診療のスタイルや機材を見直して、できるだけ術者単独で
治療を進められる体制を作るのが基本的な対策。
 
しかし、スタッフの拘束時間が長くなってストレスがたまる状況
を無くすのにはかなり苦労しました。
 
特に、インレーやクラウンの形成を始めると
「これからスタッフの手が塞がってしまう」
という閉塞感で胃が痛くなったものです。
 
と言っても、形成の際には基本的に一人で行えますし、
印象を練る時間はそれほど長くありません。
 
問題は、印象採得が終わった後です。
 
松田歯科医院では歯科衛生士に診療介助をしてもらうことは
ほとんどないので印象に石膏を注ぐのは歯科助手の担当。
 
寒天アルジネートの場合は、印象を撤去した後に
極力早く石膏を注いで保湿箱の中で保管します。
 
不慣れな助手が作業を行うと、技工室にこもったまま
10分以上待たされることも珍しくありません。
 
この時間帯に電話が鳴ったり、受付の対応が必要になると、
わたしや歯科衛生士が治療を中断せざるを得ないのです、、、
 
インレーやクラウンの印象を行うたびに
このようなストレスがたまっていては身が持ちません。
 
と言っても、印象を保湿箱にためておいて
昼休み等にまとめて石膏を注ぐのは精度を著しく下げてしまいます。
 
結局、セット時の調整時間が伸びて適合の悪い修復物を装着する
ことになったら患者さんにも申し訳ありません。

 

 

このような問題に悩む先生には
3in1トレー」の導入をお勧めして います。

 

次段では、印象~模型製作~トレーの洗浄に関わる
業務の簡素化について具体的にお知らせします。
 
 

咬合印象法を導入すべき11の理由

 

歯科医院の仕事には欠かせない印象採得に関わる作業を
一気に省力化できる咬合印象法についてお話しています。
 
クリニックが雇用できるスタッフの人数には限りがありますね。
 
そのため、メインテナンスに通われる患者さんの人数が多くなるほど、
歯科衛生士の確保が重要になってきます。
 
つまり、予防業務以外の作業を簡素化し
歯科衛生士以外のスタッフは最低限の人数に抑える施策が必要。
 
たとえ、インレー1歯だけの印象採得でも
印象〜模型製作〜トレーの洗浄に費やされる作業時間は膨大です。
 
通常、上下顎で印象しますので
アルジネートの練和〜硬化した印象の撤去まで10分前後はかかります。
 
咬合印象法では上下顎を同時に採得するので
印象材の練和〜トレーの撤去までは5分程度で終わります。
 
そして、咬合印象法にはシリコン印象材を使用しますので、
石膏を急いで注入する必要はありません。
 
印象をそのまま技工士さんに渡して模型製作をお願いする形にすれば
スタッフが行う作業は印象の練和だけ。
 
石膏の注入やトレーから印象材を剥がして洗浄・消毒・滅菌をする
手間がなくなり、予防にかけるマンパワーを増やせます。
 
人件費=スタッフが業務にかける時間と考えれば、
業務の省力化は経営面でも大きなメリット。

シリコン印象材等の材料費は増えますが
省力化で人件費の圧縮が可能となります。

さらに、開口した状態で上下を別々に印象する従来法に比べて、
咬合印象法は模型の精度が高いことが証明されています。

列模型の咬合接触再現性―通法と咬合印象法の比較―日本補綴歯科学会誌5 巻 (2013) 2 号

林 亜紀子佐藤 正樹久保 大樹田中 睦都向井 憲夫田中 誠也田中 順子C田中 昌博(大阪歯科大学 有歯補綴咬合学講座)

 

大阪歯科大学の講師である鳥井克典先生(有歯補綴咬合学講座)

の論文には、患者さんの感想も紹介されています。

咬合印象法の有用性について

 

咬合印象法のメリットについてまとめますと

 

・印象に関わる業務のすべてが5分以内に完了する

 

・予防業務以外の作業の省力化

 

・調整時間も短くなり、技工所の技術を正確に評価できる

 

・石膏注入に関わるエラーから開放される

 

・熟練したスタッフが不要:練和が容易、石膏注入不要

 

・技工所に外注する際、石膏の硬化を待つ必要がない

 

・印象材硬化を待つ時間は最短で3分

 

・スタッフが技工室から出てくるのを待つストレスから解放される

 

・印象材の消毒が容易

 

・セットが終わったらトレーを廃棄して終わり(印象材の撤去・洗浄も不要)

 

・患者さんが楽:上下一回で採れる、閉口状態、起こしておけるので「もう、終わったのですか?」と喜ばれます

 

次は、咬合印象法の具体的な手順についてお話します。

 

 

印象採得の人的コストを最小にするには?

 

歯科医院の業務の中でも作業時間が長く人手を要する印象採得。

 

 

ここでは、咬合印象法に使用する機材と具体的なステップについてご紹介します。

 

3in1トレーは上下顎の印象と咬合の3つを一度で採得可能です。
 
数社から販売されていますが、松田歯科医院では
(株)BSAサクライのアットワンスを使用しています。
 
3in1トレーで咬合採得も可能とされていますが、
印象時に中心咬合位で噛んでいるのか、確認は困難です。
 
そこで、念のために、当院では咬合採得を従来通り行っています。
(スタッフの手間はほとんど増えません)
 
 

閉口状態で硬化を待ちますので、患者さんは
「楽ですね」と喜んでくださいますが
待ち時間は短いに越したことはありません。
 
そのため、口腔内の保持時間が2分30秒と短めのシリコン印象材である

バーチャル(イボクラールビバデント)を使用しています。
 
バーチャルは親水性も高いそうなのでマージン部等の再現性も良好です。

 

ウォッシュタイプのシリコン印象材を支台歯の周りに注入する際は、
できればシリンジを使用した方が楽ですね。
 
先端の細いミキシングチップをディスペンサーに装着して、
口腔内を印象するのは不安定で握力も必要です。
 
シリコン用のディスポーザブルシリンジも数種類ありますが、
松田歯科医院では3M社のイントラオーラルシリンジを使用しています。
 
印象のたびにシリンジを捨てるのは不経済な感じもしますが、
ミキシングチップが不要で印象材の無駄も減らせます。
 
何よりも、使用感が良好で細部の印象をスムーズに行えるので助かっています。

 

最近のシリコン印象材は親水性が高くなっているそうですが、
元々疎水性の材料であることは変えようがありません。

 

特に、縁下マージンの印象を採る際には止血剤を用いて
歯肉圧排を行うのが必須。

 

ボスミン(エピネフリン)等で不安な場合は
ウルトラデント社のビスコスタット・クリアーをお勧めしています。

 

同社の止血剤としてはビスコスタットが有名ですが、
鉄分を含むため歯肉に黒く着色することがあります。

 

また、止血効果が強すぎるためか、
歯肉縁下に使用すると術後に痛みを訴えられる場合が多いようです。

 

ビスコスタット・クリアーの止血効果はビスコスタットよりもマイルドなようですが
術後に痛みを訴えられるケースはほとんどありません。

 

また、歯肉に着色する心配もありません。

 

酸っぱくて味が悪いのが欠点ですが、
確実な印象採得のために我慢していただくようにお願いしています。

 

長くなってしまいましたが、
先生のクリニックの省力化に活用していただければ幸いです。

 

次は、咬合印象法で得られるメリットと活用方法をお知らせします。

 

診療の簡素化を実現するために

 

歯科治療では欠かせない印象採得。

 

重要な作業ですが印象採得〜模型製作〜トレーの洗浄まで、
スタッフの時間を奪います。

 

光学印象を導入できれば、印象採得以外のステップで
スタッフの労力を必要とすることはなくなりますね。

 

しかし、光学印象の機材は今だに数百万円〜一千万円超と
非常に高価。

 

それに比べて、ほとんどの歯科医院にはシリコン印象材や
歯肉圧排の器具が用意されているはずです。

 

まず、3in1トレーをご用意いただいて、
咬合印象法を試してみてください。

 

 

すぐに、11のメリットは実感できるはずです。

・印象に関わる業務のすべてが5分以内に完了する
・予防業務以外の作業の省力化
・調整時間も短くなり、技工所の技術を正確に評価できる
・石膏注入に関わるエラーから開放される
・熟練したスタッフが不要:練和が容易、石膏注入不要
・技工所に外注する際、石膏の硬化を待つ必要がない
・印象材硬化を待つ時間は最短で3分
・スタッフが技工室から出てくるのを待つストレスから解放される
・印象材の消毒が容易
・セットが終わったらトレーを廃棄して終わり(印象材の撤去・洗浄も不要)
・患者さんが楽:上下一回で採れる、閉口状態、起こしておけるので
「もう、終わったのですか?」と喜ばれます

 

※患者さんの感想については鳥井克典 先生(大阪歯科大学 補綴学講座)
の論文にアンケート結果が紹介されています。

 

咬合印象法の有用性について

 

 

松田歯科医院で実際に行っている咬合印象法の手順は、

 

1.ウォッシュタイプの印象材で支台歯の周囲をマージン部まで覆う
2.両面に印象材を盛り付けた3in1トレーを噛んでもらう
3.硬化を待つ間に唾液が溜まるので、水平位ではなく座位にする
4.硬化したら、患者さんに開口してもらえばトレーは簡単に外れます

 

と非常にシンプルです。

 

毎日のように行う診療の手順が簡素化される効果をぜひ実感してみることをお勧めします。

成長可能な予防型歯科医院の3大条件

 

予防型歯科医院はどこか特別な歯科医院なのでしょうか?

 

患者さんだけでなく、友人の歯科医師からも

上のような質問を受けることが時々あります。

 

先生はどのようにお考えでしょうか?

 

わたしが上記の質問に答える際は

「予防の患者さんだけが通院する状態を目指して成長し続ける歯科医院です」

とお伝えしています。

 

患者さんには意外とすんなり理解していただけるのですが、
ほとんどのDr.はポカンとされます。

 

ブログを読んでくださっている先生方には

それほど違和感は感じられないと信じていますが、、、

 

「予防の患者さんだけが通院する」状態に近づけるには、

修復・補綴治療の頻度を減らし続ける必要があります。

 

そのため、松田歯科医院では再治療をできるだけ避けること
を目標に努力してきました。

 

また、スタッフのマンパワーを予防に集中させるためには
他の業務を簡素化することが重要です。

 

これが成功すれば、予防に直接関与しないアシスタントの

人数を最小限まで減らせます。

 

さらに、治療中心で回ってきた院内の体制を予防中心へシフト
していくためには院長先生ご自身の行動が不可欠になります。

 

これまでの話をまとめますと
予防型歯科医院として成長する3大条件
が出来あがります。

 

1.再治療のリスクを減らすために、修復・補綴治療の精度を確保する

 

2.マンパワーを予防分野に集中させる

 

3.より良い予防システムを構築するために院長が考え、実践する時間を生み出す

 

上記の3条件を満たせば、ユニット1台あたり一ヶ月で

130〜140名のメインテナンス患者を診察できます。

 

つまり、ユニットが3台の歯科医院でしたら
毎月400名以上の患者さんに予防歯科を提供できるのです。

 

これまで治療に費やされてきた時間や人手を軽減できる

システム作りの第一歩として咬合印象法の導入をお勧めしてきました。

 

咬合印象法に使用する3in1トレーとして松田歯科医院では

BSAサクライ社のアットワンスを推奨しています。

 

同社のHPではサンプルの請求が可能ですので、

導入を検討されている先生はぜひご活用ください。

BSAサクライのサンプル請求用ページ

 

 




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