3年で歯科医院の患者を200人増やす戦略(2) | 歯科 増患.com公式ブログ

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3年で歯科医院の患者を200人増やす戦略(2)

(2015年8月18日 7:46 AM更新)

 

歯科医院は淘汰されるべきか?

歯科医師の過剰が問題とされるようになってから10年近く経ちます。

 

厚生労働省が発表した平成24年度の「 医師・歯科医師・薬剤師調査 」によると全国の歯科医師総数は約10万人です。

 

平均すると歯科医師一人あたり1,200~1,300人の国民が割り当てられることになります。

 

う蝕罹患率

 

 

文科省の学校保健統計調査には中学生のむし歯罹患率が掲載されています。

 

1980年代には90%以上の生徒がむし歯を持っていましたが現在はむし歯の保有者は半分以下でさらに減少し続けています。

 

生徒一人あたりのむし歯の本数は1.00本まで減少しています。

 

従来、開業歯科医院が主な治療対象としてきたう蝕は、DMFTでみると最近30年間で1/5近くまで減少したことになります。

 

永久歯列がほぼ完成する中学生の頃にDMFTが1本以下であれば成人後に欠損補綴が必要となる可能性が非常に低いことは歯科医師であれば簡単に予測できるでしょう。

 

開業歯科医院が主に行ってきたう蝕に関わる治療の必要性はさらに少なくなるのは間違いありません。

 

個人の開業医は減り続けるパイを奪い合って業界全体としては疲弊していくしかないのでしょうか?

 

歯を大切に考える理由

わたしが生まれ育ったのは人口15,000人ほどの小さな田舎町で、子供の頃は虫歯の治療で歯医者さんには頻繁に通っていました。

 

最初のかかりつけの医院は予約なしで来院した順番に治療をしてもらえて、都合の良い日に通うだけで済むので非常に楽でした。

 

残念ながら院長先生が早くに亡くなられて閉院されたため、とても残念に感じたことをよく覚えています。

 

今から40年以上前の高度成長期ですから、いつ行っても歯科医院の待合室は満員でした。

 

診察に呼ばれるまでにコミックスを数冊読んでしまうこともしばしば。

 

1日の来院者が何十名、あるいは100名を超えていたのかも知れません。

 

歯科医にとってハードな毎日だったことは間違いないでしょう。

 

治療の後に鏡で自分の口の中を見ると前歯と奥歯で形が違っていたり咬合面の溝が複雑な形をしていることに気づき興味を持つようになっていきました。

 

小学校の高学年になると歯科医院に通う頻度は減っていきましたが、近所に住んでいる伯父が遊びに来た際に大臼歯を指につまんで見せてくれたのです。

 

奥歯が自然にぐらぐらしてきたので引っ張ったら抜けてしまったそうで「大きな歯だろう」と伯父は自慢げでした。

 

伯父の言葉どおり歯の頭から根の先まできれいに残っており、根が3本しっかり生えていましたから上顎の第一大臼歯だったと思われます。

 

むし歯で欠けたような跡は見られず、伯父は数年後に糖尿病が悪化して他界しましたので恐らく重度の歯周病が原因で脱落したのでしょう。

 

よく見れば歯石がついていたかも知れません。

 

根は溶けてしまって頭だけになって生え変わる乳歯と違って、頑丈な根が残ったままで抜けてしまった大人の歯を真近で見たのは、永久歯が生え揃ったばかりのわたしにとって大変な衝撃でした。

 

歯を大事にしてできるだけ長持ちさせたい!とわたしが強く望むようになったのは「歯がぐらぐらしてきて自然に抜け落ちる」という恐ろしい実体験を身近な大人から聞かされたことが大きく影響していると思います。

 

歯とお口の健康がもたらすもの

1997年の4月に新潟市西区で松田歯科医院を開業して以来、治療が終わった後も健康な状態を長く維持するためには定期的なメンテナンスを継続していただくことが重要ですと患者さんには説明し続けてきました。

 

時には「くどい」「うるさい」「歯医者で説教された」等の不愉快な気持ちを持たせたこともあったかも知れませんが、定期健診を年に2回以上受けてくださる患者さんは年々増えていきました。

 

3年で歯科医院の患者を200人増やす戦略(1)でお伝えしたように開業して5年ほど経ったころから周囲で開業ラッシュが始まり、最盛期の半分以下までレセプト枚数が落ち込んだ際にも定期健診に通院してくださる患者さんの人数は大きく変わることはありませんでした。

 

つまり、健康な歯を長持ちさせるために継続して来院している患者さんは新規の歯科医院に流出する割合が低いのです。

 

歯の健康を守るために自覚症状がなくても定期健診を続けている患者さんにとっては、ご自身の口腔内の状況を長年観察し細菌感染から守り続けてくれている歯科医院で診察を受け続けるのが最も安心です。

 

そのため、設備や診療時間等の利便性でかかりつけ医を変える危険性は少ないといえるわけです。

 

従来の歯科治療は
「歯を削る音が怖い」
「薬が臭い・苦い」
「歯を抜かれて腫れた・血が止まらなかった・痛みが続いて大変だった」
「麻酔でいつまでも痺れて不愉快だった」
「治療の後もしみる」等のマイナスのイメージが強く、症状が改善した後でも術者が期待するほど患者さんからは感謝されないということが起こりがちです。

 

しかし、メンテナンスは施術中の苦痛を与えずに行うことが可能で健康を守り続けることにより患者さんから感謝される頻度が高いのです。

 

冒頭でもお示ししたとおり、う蝕を対象とする治療の必要性は縮小する一方ですが、健康を維持し続けるために歯科医院に通院する習慣が定着すれば患者さんの減少・流出を心配する必要性は極めて小さくなります。

 

むしろ、歯科医院の数は足りなくなるといっても言い過ぎではなくなるでしょう。

 

患者数が危険水域まで減少していた当時のわたしにはここまで考える余裕はありませんでしたが、「今後は定期的にメンテナンスに通ってくださる患者さんを増やすことだけに焦点を絞って行動する」と院長としての目標を明確に定めることができました。

 

 





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