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歯科医院の新規患者を増やすために

(2017年1月14日 10:32 PM更新)

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松田歯科医院の院長 松田拓己 です。
患者さんからかかってくる電話を一本でも逃さない

ために、休診日でもクリニックで待機されている

院長先生のエピソードの続きです。

 

休みの日にご家族と過ごしたり、ご自分の趣味を

楽しむ時間が確保できないようでは、開業する

よりも勤務している方がましかも知れません。

 

通常の診療時間内に問い合わせの電話が十分に

かかってくれば、休みの日まで電話にはりついて

いる必要はなくなります。

 

院長先生も来院者数を増やすための案をお持ち

だったので、進捗状況をお聞きしたところ、

思いのほか悲観的なお答えが返ってきたのです。

 

まず、地元の新聞社が発行している生活情報誌の

広告について確認してみました。

 

「広告を出稿される前に、患者さんの反応が

どの程度見込めるのか、確認されましたか?」

 

「新聞社の方では、広告を出して実際に来院

される人数は把握していないということでした。

でも、書店ではよく見かける本なので、読んで

いる人はたくさんいるはずなのですが・・・」

 

「広告の効果を予測できない状態で、

掲載されたのですね。

紙媒体の広告は反応率が下がってきているのは

事実ですが、来院者が0というのは残念でした。

診療所の外壁、階段の上り口の改装はいかが

でしたか?」

 
「ビルの大家さんは、外壁の改修については

まったく取り合ってくれませんでした・・・

階段はあまりに痛んでいたので、ペンキの

塗りなおしと案内看板の設置はOKでした。」

 

「2階の診療室に上がるための階段は雰囲気

が暗くて、女性やお子さんがこわがりそうな

印象でしたので、改装できるのは良かった

ですね。

ビルの2階の外壁は歩行者から見えづらいので

費用をかけて改修する価値はあまりないと

思いますよ。」

 

「あまり目立たないにしても、自分のクリニック

の外壁がみすぼらしいのは気になります・・・」

 

「現状では、休診日に安心して休めるように

問い合わせの件数を増やして予約が埋まること

を最優先しましょう。

2階の外壁の補修は余裕が出来てから考えても

遅くないですよ。」

 

「わかりました。

雑誌の広告は効果がなくて、診療室も目立たない

のですが、後は口コミを増やすくらいしか方法が

思いつきません。」

 

「口コミで患者さんが増えるのは理想的ですが、

先生のクリニックを紹介してくれそうな患者さん

や知人を増やせる見込みはありますか?」

 

「患者さんには、今まで通り精一杯良質な治療

を提供する以外思いつきません。

知人を増やすにも時間がありませんので・・・」

 

「そうですね。

誠実に治療を続けたからといって、患者さんが

他の人に伝えてくれるかどうかは、ほとんど

運しだいです。

治療の質だけで口コミが起きるなら、先生が

今のように患者不足で困っていること自体が

おかしいですよね?

口コミが起きるか否かは、院長先生やスタッフ

のキャラクターに依る部分が大きいと思われ

ます。

知人を増やす時間がないのは、

よく理解できます。」

 

「もう、患者さんを増やせる方法は思いつきません・・・」

 

「例えば、先生ご自身が胃の具合が悪いとしたら

どうやってお医者さんを探しますか?

消化器内科の看板を上げているクリニックに

すぐに飛び込みますか?」

 

「いえ、胃カメラの上手な先生がいないか、

知人に聞いてみると思います。」

 

「はい、口コミで探すわけですね。

それで、名前が挙がった医院に電話しますか?」

 

「たぶん、スマホで検索して確認すると

思います。」

 

「何を確認されるのですか?」

 

「とりあえず、所在地と電話番号ですかね。

他にも、所属されている学会や胃カメラの

実績が掲載されていないか、とか」

 

「そうですよね。

例え、評判を聞いていたとしても

Webで確認されますよね。

それは、口コミだけでは信用できないからですか?」

 

「いえ、違います。

知り合いにとっては良かったとしても、

わたしに合うかは分かりませんから・・・」

 

「その通りです。

現代では、お店やクリニックが

自分にとって良いかどうか

Webで確認してから

来店・来院するのが当たり前になっています。

つまり、歯の治療を希望される方にも

先生のクリニックとほかの歯科医院との

違いが伝わる情報をWebで見つけてもらう

必要があるのです。」

 

「ホームページを作った方が良い

ということでしょうか?

正直言って、よくわからないので

気が進まないのですが・・・」

 

「具体的に、どの辺がわからないので

しょうか?」

 

「ホームページの制作料金が

会社によってずいぶん差があるのは

患者さんを集める効果に違い

があるからでしょうか?

スマホサイトとパソコン用のホームページは

何が違うのでしょうか?

有料の広告を出している歯科医院も多い

ようですが、ホームページだけでは

効果がないのでしょうか?

ホームページを作っても患者さんが増えない

と後悔している同業者もいますし・・・」

 

「かなりお詳しいですが、ホームページの

制作を考えられたことがあるのですね?」

 

「必要なのかな、とは思っています・・・」

 

「それでは、できるだけ確実に集患に

結び付けられるホームページについて

考えてみましょう」

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あなたの歯科医院に通うべき患者さんとは?

ターミナル駅から繁華街へ通じる主要道路に面した

ビルの二階で開業されているものの、患者さんからの

電話を逃さないために休日も診療室で過ごして

いらっしゃる先生のエピソードの最終回です。

 

生活情報誌に出稿した広告にはまったく反応がなく、

医院の外壁を改装する案も進まず、八方塞がりに

なって意気消沈した院長先生にWebでの集患を

ご提案しました。

 

「先生の医院には周辺のビルに入居している会社の

サラリーマン、OLさんが主に来院されているのです

よね?

Webでこちらのクリニックを見つけた方は多いのでは

ないでしょうか。」

 

「口コミサイトを見て来院されている方は多い

ようです・・・」

 

「そうですよね。

患者さんの層を考えるとWeb経由で来院される方を

増やすように考えていただいた方が良いと思います

が、先生はあまり気が進まないご様子ですね?」

 

「先日もお話ししましたが、口コミサイトで中傷

に近い記事がずっと掲載されていまして、

スタッフがかなり傷ついているのです」

 

「スタッフの方について何か投稿があったのですか?」

 

「スタッフが余計な世間話をするのが気に入らない

という口コミでした・・・」

 

「なるほど。

人によって感じ方はいろいろですが、医療機関では

気さくに話しかけてもらった方が安心できて喜ぶ

方が多いと思いますので、それほど気にしなくても

よろしいのではないですか?」

 

「そうですね。

実際、口コミで指摘されていたスタッフは

患者さんに人気があって、歯医者嫌いの患者さんも

彼女がいてくれるので通院が楽しみになった

と言ってくださいます。

なのに、ごく少数の偏った意見が掲載され続けて

いるのが我慢ならないのです。」

 

「だからWebでの集患は考えたくない、

ということでしょうか?」

 

「そうですね。他にも、ホームページの作成費用

が会社によってずいぶん幅があったり、

お金をかけてホームページを作っても

患者さんが来ない、とか

広告費が追加でかかるとか

どうも良く分からないというのが正直なところです。」

 

「ありがとうございました。

口コミサイトに限ったことではありませんが、

Web上では根拠が不明確だったり少数派でも

人目を引くような意見であれば注目を集めやすい

のは事実です。

しかし、スマートフォンの普及とともに自分が

これから行く場所についてWebで情報を確認する

のは当たり前になってしまっていることは、

先生も否定できませんよね?

先生ご自身が正しい情報を発信しない限り、

偏った意見だけが患者さんの目に触れ続ける

ことになりますが、よろしいですか?」

 

「それは困りますね・・・」

 

「気さくなスタッフとコミュニケーションをとる

のが苦痛だという人は極一部のはずです。

そのような変わった意見を気にしているよりは、

明るい話好きなスタッフのおかげで通院が楽しく

なる歯科医院が身近にあることを、

多くの方にお知らせする方が有意義ですよね?」

 

「そうですね。

わたしが自分のクリニックの長所だと感じている

ところを積極的にアピールすればよいのですね。

何だか、やる気がわいてきました!」

 

「良かったです。先生の医院であれば、

スタッフの皆さんの人柄だけでなく、

先生ご自身の歯科診療にかける情熱や研修内容、

患者さんにどのような点で喜ばれているか

ということもぜひ発信してください。」

 

「ただ、わたしにはホームページを作る知識

はありませんし、広告や改装で出費が増えています。

すぐには始められそうもありません・・・」

 

「ホームページをどのような形で作成するかは

ゆっくり考えていただけばよろしいと思います。

大事なことは、ご自分が患者さんに伝えたいこと

をWeb上で発信し続けていく習慣です。」

 

「ホームページがなくても、そのようなことが

できるのですか?」

 

「はい、ご自分の文章を書きためて発表するため

にはブログが最も適しています。

最初は費用をかけたくないということでしたら、

無料ブログから始めて軌道に乗ったら

専門の業者さんにワードプレス等で作成していただく

ことをお勧めします。」

 

「ブログ自体、良く分かっていないのですが

わたしにできるでしょうか?」

 

「無料ブログのサービスで有名なアメブロ等でしたら

アカウントさえ作ればその日から始められます。

恐らく、スタッフの中に一人くらいはユーザーが

いらっしゃると思いますよ。」

 

「確か、一番若いスタッフがブログを書いていると

言っていました!」

 

「それでは、スタッフさんに教えてもらいながら

ブログをスタートできますね。

先生がお休み日に出勤されている時間は

ブログを書くのにピッタリですから、

すぐにページ数を増やせそうですね。」

 

「ページ数はどのくらい必要なのですか?」

 

「検索の上位に表示されるためには、100ページ

以上を目指してください。」

 

「えっ、そんなにたくさん書くことは思いつきません・・・」

 

「開業されているのですから、一日にひとつくらいは

書きたい話題が見つかるはずですよ。

特に、先生にとって好ましいタイプの患者さんに

関する記事を増やせば、同じようなタイプの方が

来院しやすくなります。」

 

「それでも、どうしても思いつかなかったら

どうしたら良いのでしょうか?」

 

「女性スタッフは日常の出来事を文章にまとめる

のが得意な方が多いので、お願いすれば

書いてくれる人が見つかると思います。

お礼は忘れないようにしてくださいね。」

 

「分かりました。

わたしの医院に喜んで通ってくださる患者さんが

増えるのなら、がんばってみます!」

 

「はい。

患者さんにとって有益な情報を発信し続ければ

必ず増患に結びつきます。

平日の診療時間内に予約の電話が増えるように、

ブログの更新を3か月は継続してください。」

 

良質な診療と患者さん思いのスタッフが揃って

いる診療所の良さが一人でも多くの患者さんに

伝わるよう、情報発信に励んでいただきたいと

願っております。




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