松田歯科医院における患者数とリコール率の改善手順 -2- | 歯科 増患.com公式ブログ

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松田歯科医院における患者数とリコール率の改善手順 -2-

(2016年10月12日 5:52 AM更新)

松田歯科医院の患者数が減り続けた時期

前回のブログでは、わたしが歯をなくさないことを最重視するようになったきっかけから松田歯科医院の患者数が減り始めるまでの出来事をお伝えしました。

松田歯科医院は1997年の4月に新潟市で開業し順調に患者数は増え続けていましたが、ある時期から先の見えない患者数の減少に悩まされることになります。

365日無休で予約なしでも急患を受け入れる態勢を整えた上に、個人の診療所では到底まねのできない快適な待合室を備えた大手医療法人のクリニックが2003年の4月に開業してからは、一か月の新規患者が10人以下ということも珍しくなくなり半年間でレセプト枚数は100枚以上も減少してしまいました。

明日の予約が埋まらず、診療を求める患者さんからの電話も鳴らない状況にいらいらして、些細なことで家族やスタッフに声を荒げては後悔するという日々が10年近く続いたのです。

大型医療法人が進出した後も近隣で開業する歯科医院は増え続け、レセプト枚数は最盛期の1/3以下まで落ち込みました。

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患者数が回復する兆しがまったく見えず周囲の状況は厳しくなる一方なので「どうしてこんな地域で開業してしまったんだ」「そもそも開業したこと、いや歯医者になったのが間違いだったんじゃないのか?」と過去の自分の選択を責めるようになっていたのです。

人口に比べて歯科医院の数が少ない県への移転を関連業者さんから勧められた際には、周囲の環境さえ変われば事態はすべて好転すると思い込んで移転候補地の視察を繰り返し行いました。
自分自身の理想とする治療を実践するためにリスクを背負って開業した診療室を閉院することを考えると、無念な気持ちとともにこれまで通院してくださった患者さん方に申し訳ない気持ちで一杯でした。
移転を考えた時期は開業してから12年ほど経過していましたので、メンテナンスのために長年継続して来院されている患者さんたちにご迷惑をかけないために何かできることはないか、わたしなりに対策を練りました。
近隣で予防歯科を熱心に実践されている院長先生と親交を深めて、自院が閉院した際にメンテナンスの患者さんを受け入れていただき、可能であったらスタッフを雇用していただき患者さんが安心して予防を継続できるようにするため、各医院のスタッフと院長が一つの会場で研修する形のスタディ・グループを立ち上げたのです。
移転を考えた診療所は開業して30年以上経っても患者数が多くてセットを控えた補綴物が山のように積まれていました。
これなら今まで培ってきた歯科医師としての腕を存分にふるえそうだ!とわくわくしていましたが、診療の様子を繰り返し見学するうちに疑問がわいてきました。
一日の患者数や月のレセプト枚数は確かに多いのですが、治療内容は修復・補綴治療のやり直しがほとんどだったのです。
技工物が大量に発注される医院なので経営で悩むことはなくなるでしょうと知り合いの技工士さんが紹介してくださった言葉に嘘はありませんでした。
しかし、セットしてから2年経たないうちに補綴物の再製作を行うことも珍しくない状況で勤勉に働くスタッフと、スタッフの説明に納得して素直に再治療を受け入れている患者さんの様子を見ているうちに
レセプト枚数や売り上げの心配はなくなるかも知れないが、一生ここで診療を続けていけるのだろうか?」と自分自身に強く問いかけるようになりました。
開業当初から予防の重要性は常に説明し続けていましたので、すでに10年以上に渡ってメンテナンスを継続されている患者さんは相当数いらっしゃいました。
その間、補綴物のやり直しが必要になる方は滅多に現れず、抜歯に至るケースは歯根破折以外ほとんどなかったことには大きな価値があったのだとはじめて気づけたのです。
わたしの説明に耳を傾けて定期健診に通い続けてくださった患者さんたちの健康を守るために、松田歯科医院を何とかして存続させることができないか?死にもの狂いで行動することを誓いました。
この頃には、大手の医療法人が進出してきてから10年近く経っており、松田歯科医院の患者数は回復する兆しが見られないまま最盛期よりも200名以上減少して、レセプト枚数が100枚を切るのは時間の問題でした。
アポイント帳はますます空欄が目立つようになっていましたが、ぽつぽつと書き込まれている予約済みの方を一人一人確認してみるとメンテナンスの患者さんが半分以上を占めていたのです。
医院の来院者数が減り始めてから10年近く、痛みや脱離などの急患や自費の補綴やホワイトニングを望まれる方を集めることに躍起になっていたのに、実際は定期健診に通われる方の割合が増え続けていたのは驚きでした。
診療単価が低く新規の診療技術が必須ではないので、臨床家としての「歯科医師」にとって予防歯科は積極的に力を入れる分野にはなりづらいものです。
術者の視点ではなく自分自身が患者さんとなった時の気持ちを振り返ってみれば、病気になって痛みや治療に関わる苦痛を味わうよりも日常生活に支障のない健康状態を保つための施術やアドバイスを親身に行ってほしいと願っていました。
つまり、「自分の歯を悪くしたくない!」というわたしの願いに近い気持ちをお持ちの患者さんが松田歯科医院には自然に集まり、メンテナンスを継続されることで「かかりつけ医院」として定着していたのです。



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