松田歯科医院における患者数とリコール率の改善手順 -1- | 歯科 増患.com公式ブログ

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松田歯科医院における患者数とリコール率の改善手順 -1-

(2016年10月10日 9:12 PM更新)

先生がご自分の職業を歯科医師に決められたのはお幾つの頃でしょうか?
そして、歯科医師を目指した理由を覚えていらっしゃいますでしょうか。
わたしが歯科医を志すきっかけとなったのは、家族や親せきに歯が悪くて困っている人が大勢いたことです。

保険の総義歯では食事をしづらいということで祖母が自費で義歯を新製したものの慣れるまでにずいぶん苦労していた様子を見て、自分が歯科医になったら食べやすい入れ歯を作ってあげたいと強く願った思い出があります。

また、糖尿病を指摘されても生活習慣を改める様子のない叔父がぶらりと遊びに来て、「奥歯がぐらぐらしてうっとおしいから、自分で抜いてやったんだぞ」と得意そうに抜去歯(多分、上顎の6番でした)を持って見せてくれたのは衝撃でした。

生え変わりで抜けた乳歯なら見慣れていましたが、叔父が指でつまんでいる奥歯には長い歯根が残っており『体の一部が自然に抜け落ちてしまう』ことに恐怖を覚えました。

叔父の奥歯と同様にいつかは自分の歯も自然に抜けてしまうのではないか?という不安を抱えていたわたしは、ちょうど歯学部に入学したころに新聞で連載されていた予防歯科に関する連載を熱心に読み続けました。

30年以上前の話ですから、時代を先取りしていた企画ですね。

予防歯科の連載記事の中で特に影響を受けたのは、片山恒夫先生が推奨されていた「ながら磨き」でした。

歯ブラシ一本で歯の周りのプラークを徹底的に除去するために、一本の歯を頬舌側に分けるだけでなく近心・中央・遠心まで毛先の当て方を細かく変えながらバス法に準じた動きでブラッシングする方法です。

一本の歯を6分割して順番に口腔全体を磨いていくと一回の歯磨きで45分~一時間くらいかかりますから、テレビを見ながらや本を読みながらでないと非常に退屈です・・・

磨き終わったころには手がだるくなるほどですが、ブラッシングが終わった後の爽快感・達成感だけでなく、重度の歯周炎でも歯を抜かずに残せる歯磨き法を実践しているという安心感を得られたので何とか継続することができました。

ただ、正直なところ「ながら磨き」を毎日続けるのはかなり大変で、一時間かけて歯磨きしているのは就寝前だけなのですが、疲れた日には歯磨きの途中でうたた寝をしてしまって磨き残しの部位は翌朝あわててブラッシングすることは珍しくありません。

歯学部の臨床実習が始まってからは磨ききれない日が増えてきて、歯垢の染め出しを学生同士で行う相互実習の前日に磨き残したまま出席してPCRが100%になってしまい歯周病学講座の先生方に大変なお叱りを受けた思い出もあります。
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自分自身の歯の健康を大切に考えていたわたしは、開業当初から来院されるすべての患者さんに定期健診で歯を健康に保つことの重要性を説明し続けて来ました。

しかし 熱心な説明を10年以上続けても、定期的なメンテナンスに通院していただける患者さんの割合は全体の50%前後のまま横ばいでした・・・

予防歯科に熱心で成果を上げている歯科医院を見学するために関東まで何度も足を運び、スタッフも含めて地元や東京で開催されるセミナーを数多く受講しました。

歯科衛生士の知識・スキルはレベルアップして、わたしも説得力のある説明を行える自信はついてきましたが、それでもメンテナンスのリコール率は50%のまま変わりません・・・

自分自身の能力に限界を感じて

『そもそも田舎で予防歯科を根付かせようとすることに無理があるのではないか?』
と言い訳じみた考えが心に浮かんで来ました。
このようにリコール率は50%前後で頭打ちでしたが、ありがたいことに新規の患者さんは増え続けていましたので経営には大きな問題がありませんでした。
開業して5年目には近隣に3件の歯科医院が新規にオープンしたもののレセプト枚数は若干減少しただけで大きな影響はなかったのですが、開業6年目の春に状況は一変しました。

松田歯科医院から1Kmほどの距離にあるショッピングセンターの近くに、日本最大の歯科系医療法人が研修所を併設した大型の診療所を開設したのです。

この医療法人は年中無休で夜の8:30まで開いており、10台以上のユニットと大勢のスタッフを備えて予約なしでも随時診療を行える体制を整えていました。

広い待合室には無料のドリンク、多くのマンガ本、インターネットに接続できるPCまで用意してあり、各ユニットには患者さんが待ち時間でも退屈しないように専用のテレビが設置してあるそうです。

一般的な個人の診療所では実現不可能な利便性と快適性を持つ大手医療法人のクリニックが開業して、松田歯科医院の患者さんは見る間に減り始め半年後にはレセプト枚数が100枚以上も減少していました。

わたしは「急患をその日のうちに診察する」「患者さんが治療を受けたことを忘れるくらい苦痛の少ない診療を行う」「親しみを感じてもらえるように患者さんと友達のように接する」ことを勤務先で教わり開業してからも順調にレセプト枚数は増えていましたので、今まで通りの治療方針をさらに徹底していけば患者数はまた回復するはずだと信じていました。
大型医療法人の持つ利便性に対抗するために、電話をもらった方はもちろん、飛び込みの患者さんでも予約なしで対応し、できるだけ痛みと治療回数が少なくなるように配慮して、治療中だけでなく受付でも患者さんとの会話を持つように努力し続けました。

「これだけ気を使って患者さんの都合に合わせているのだから、開業当初のように患者数が増えてレセプト枚数はV字回復するはずだ!」と信じていましたが、わたしがいくら頑張っても来院者は減り続け翌日の予約が埋まらないまま帰宅することが多くなりました。

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