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「開業してよかった!」と言える歯科医院

(2018年3月21日 5:43 AM更新)

歯科医院の院長として役割を果たすには?

 

大学を卒業してから病院歯科に30年近く
勤務されていたT先生。

 

病院からの合理化を求める要求が厳しくなり
50歳を過ぎてからの開業を決断されました。

 

歯科医師会に入会する準備として
開業予定地から最も近い会員の診療所に
あいさつするのが慣例と聞かされたT先生。

 

調べてみると、最も近い会員は同窓の先輩で
T先生が所属していたクラブのOBでもあり
まったく頭が上がらない方でした。

 

学生時代は気性が荒いので有名だった先輩に
すぐ近くで開業します、とご挨拶するのは
気が進まず困り果てていましたが。

 

松田
「T先生、お久しぶりですね。
開業の準備は順調ですか?」

 

T先生
「その節はありがとうございました。
クリニックの設計を決めるために
建築士さんと打ち合わせ中です。」

 

松田
「それは楽しみですね!
近くで開業されている先輩のK先生には
ご挨拶を済まされましたか?」

 

T先生
「はい・・・

かなり緊張しましたが、先週おじゃまして
きました・・・」

 

松田
「それは良かったです。
特に問題なく終わりましたよね?」

 

T先生
「・・・クリニックに伺う前に電話を
差し上げた際は「えっ来るの?」という
感じで用件を理解されていなかったようです。

 

K先生の院長室で直接お話しても
最初は「ふ〜ん」と聞いているだけでした。

 

でも、わたしの開業地がK先生のクリニック
から歩いて5分くらいの位置にある
と理解されてから表情がこわばりました。」

 

松田
「なるほど、K先生からはどのようなお話
がありましたか?」

 

T先生
「本当に近くで開業するんだねぇ、と
低い声でつぶやかれてから
もう少し離れられないのかなぁ?と。

 

申し訳ありませんが、すでに契約を
済ましておりまして、、と謝りましたが
それにしても近いよねぇー、と。」

 

松田
「それで、お話は終わったのですか?」

 

T先生
「そうですね。
帰り際に、もう一度開業場所については
再検討してくれよな、と言われましたが。

2,3ヶ月で建設が始まる予定ですし・・・」

 

松田
「無事にご挨拶は終わりましたから
クリニックの運営に専念できるように
なりましたね。」

 

T先生
「K先生の件は、もう気にしない方が
よいのでしょうか。

 

以前、松田先生が仰っていた
院長がやるべき仕事について
教えていただけますか?」

 

松田
「そうでしたね。
歯科医院を健全に運営し続けることが
最も大切な役割になりますよね。」

 

T先生
「はい、それは分かります。

 

でも、わたしのクリニックはまだ
影も形もありません。

何かできることはあるのでしょうか?」

 

松田
「はい、ありますよ。

まず、ブログを始めて下さい。」

 

T先生
「えっー、ブログを書くんですか??

それが院長の役割とどう関係がある
のですか?」

 

文章を人に見せるのは怖いですか?

 

勤務医を20年以上続けていたT先生から
病院歯科を退職して開業します、と
ご相談を受けています。

 

T先生が開業されるまでは半年ほど期間
があり、クリニックの設計等の
わくわくする機会が多いのですが、

 

歯科医師会への入会相談など、
未経験の仕事が多くて
不安も感じていらっしゃいます。

 

わたしが普段お付き合いのある先生方は
開業されて10年以上経つ方が大半ですが
T先生は同年代で他人事に思えません。

 

50歳を過ぎてから勤務先を退職して
開業するのですから、失敗はできないと
肩に力が入るのは痛いほど理解できます。

 

まだ診療所の建築が始まらない段階でも
「院長」として取り組むべき仕事として
T先生にはブログの投稿をお勧めしました。

 

T先生
「ブログというと、芸能人がネットに書き込み
をしてワイドショーで騒がれていますよね。

わたしがネットに書き込んで、何か良いことが
起きるんでしょうか?

 

自分の文章を人に見られたり、非難されたりする
のは遠慮したいですが・・・」

 

松田

「まず、先生が心配されている点について
お答えしますね。

 

ブログを書いていただくのは、先生にとって
理想的な患者さんを集めるのが目的ですので
文章を読んでもらえなければ意味がありません。

 

ご自分の文章を公開するのは、最低限必要です。

 

ただ、ブログの記事を投稿して批判を受ける
可能性はほとんどないので安心して下さい。」

 

T先生
「えっ、本当ですか?

あれだけ、ネットでの発言を叩かれている人が
多いのに心配ないのでしょうか?」

 

松田
「マスコミで取り上げてもらえるのならば
批判を受けることなんて気にしない芸能人は
たくさんいるのでしょうね。」

 

T先生
「・・・それは、人が怒るような文章を
意図的に書いているということですか???」

 

松田
「ブログやツイッターでの発言が批判を浴びて
から、却ってテレビでよく見かけるようになった
タレントは思い浮かびませんか?」

 

T先生
「あー、ワイドショーの突っ込まれ役として
重宝されている人や空気を読まないキャラで
売っている人はいますね。

 

悪いイメージがついても売れたほうが良いと
考えて、物議をかもすような発言をあえて
ネットに上げているのでしょうか。」

 

松田
「炎上マーケティングという言葉もあるくらい
ですからね。

 

もちろん、全員が当てはまるわけではない
でしょうし、芸能人の書き込みは閲覧者が多い
ということもあります。」

 

T先生
「それでは、常識的な文章を書いていれば
批判を浴びる心配はないと・・・

言われてみれば、当たり前のことですね。」

 

松田
「そうですね。

良い反応でも、悪い反応でも、先生のブログ
が話題になるまで注目を浴びるようになったら
素晴らしいことだと思います。」

 

T先生
「と言うと、わたしがブログを書いても
最初は注目されないと、、、

それでは、時間と手間を使う意味がありません
よね?」

 

松田
「ブログを書いている歯科医院も珍しく
なくなってきましたから、ターゲットとなる
患者さんに届ける対策は必要です。

 

先生の努力が無駄にならないように、
今からお話することを実行していただければ
大丈夫です。」

 

ブログで歯科医院の患者さんが増える?

 

30年近く勤務された病院歯科を退職されて
ご自分のクリニックを開業する決心を固めた
T先生。

 

開業地はご自宅から歩いて5分の場所なので
通勤は楽になりますが、既存の歯科医院との
競合は避けられない地域です。

 

開業されてから医院経営を心配しないで
治療に専念できるよう、ブログを始めておく
ことを先生にはお勧めしました。

 

T先生
「ブログを読んだ方から批判を浴びる心配
はあまり必要ないのは理解できました。

ところで、ブログを書く目的は患者さんを
集めるためなのですよね?」

 

松田
「そうですね。
もう少し正確に言うと、先生が求めている人
を集めるために文章を公開していただきます。」

 

T先生
「・・・ちょっと分かりづらいのですが。」

 

松田
「すみません。
患者さん以外にも先生の診療方針を理解して
気持ちよく勤務してくれるスタッフさんも
集まります。

 

また、材料商の方やメーカーの方をはじめと
した、歯科医院の業務を助けてもらえる方も
同様です。

他にも、ホームページを作成してもらったり
広告を出す際にも、、、」

 

T先生
「まだ開業していないのでイメージしづらい
のですが、ブログを読んでくれた方はわたし
の味方になってくれるという感じでしょうか?」

 

松田
「そうですね。

先生の歯科臨床にかける思いや理想とする
歯科医院像が明確に提示されていれば、
そこに賛同する人が集まってきます。

 

もし、先生の思いに共感していない人が
寄ってきたとしても、付き合いを断るのは
とても簡単です。」

 

T先生
「わたしの考えを理解して共感してもらえる
人が集まってくれるなら、開業もうまく行く
気がしてきました!

だんだんブログを書きたくなってきますね。」

 

松田
「よかったです。

特に、先生の治療コンセプトを理解して来院
される患者さんを集めるのは、歯科医院の経営
を順調に進めるうえでとても大切になります。」

 

T先生
「それはトラブルを未然に防げるからですか?」

 

松田
「危機管理はもちろん大切ですね。

それよりも前向き(?)と言うか、
歯科医院が成長し続けるために重要なのです。」

 

T先生
「わたしの診療方針に賛同してくださる患者さん
が集まるのが、医院の発展を促すのですか?

また、分からなくなってきました。」

 

院長先生の夢を叶える第一歩

 

長年勤務されていた病院歯科を退職して
開業を決意されたT先生。

 

開業の前から院長として進めておくべき仕事
としてブログの投稿をご提案しました。

 

ブログを書くメリットは単に患者数が増える
だけでなく、歯科医院の成長を持続させる
効果があることをお伝えしましたが、、、

 

T先生
「わたしの診療方針に賛同してくださる
患者さんが増えると成長が続くという理由
がよくわかりませんね。

 

レセプト枚数が増え続ければ成長していると

単純に考えてはいけないのでしょうか?」

 

松田
「売上が伸びることを成長ととらえるならば
間違いではないですね。」

 

T先生
「現在のような歯科医院の過剰時代では
レセプト枚数が増えて売上が伸びていれば
十分に成功しているのではないですか?」

 

松田
「それでは、T先生は売上が増えていけば
時間に追われて感謝の気持ちのない患者さん
ばかり診察していても幸せですか?」

 

T先生
「幸せではないかも知れませんが

収入がなくなってしまっては

元も子もありませんよ。」

 

松田

「収入を最重視するのでしたら

長年勤務されていた病院歯科を退職し

リスクを犯して開業するのは間違いでは?」

 

T先生

「退職する理由は説明しました!

 

歯科部門の評価が下がって人件費を削られた

ので、満足な休みをとれなくなったためです。」

 

松田

「そうですよね。

学会や研修会に参加するのも難しくなるほど

忙しくなったのが大きな理由でした。

 

開業されてからも勉強は続けられるのですか?」

 

T先生

「当然です。」

 

松田

「それは誰のためですか?」

 

T先生

「患者さんのために決まってます、、、、

 

自分のため、もありますね。。。」

 

松田

「先程の質問を少し手直しして、

 

先生が勉強し続けていらっしゃる姿勢に

まったく価値を感じない患者さんばかりを

治療していて満足を感じられますか?」

 

T先生

「感じないでしょうね。

 

松田先生、わたしは開業して失敗しないために

相談させていただいています。

 

すみませんが、わたしの満足感と

歯科医院の経営はどう結びつくのか

さっぱり話が見えてきませんよ!」

 

 




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